YUMAの不動産屋奮闘日記 Vol.8
~自己紹介~
新卒で一宮不動産に入社した23歳
右も左もわからないまま事務作業に従事中~
サーフィンと仕事が両立できそうでこの会社に入社
日が浅いながらも、様々なことにチャレンジ中
今回は不動産コンサルティングについて書いていこうと思います。
その前に、不動産に関する各種資格についてみていきます。
今回は一般的な不動産業者に従事している人が取得をして、業務に役立たせることができる範囲を対象としています。
①
宅建士
「宅地建物取引士」という資格であり、不動産契約に関する説明や契約などを進めていく仕事です。
②
管理業務主任者
マンション管理会社がマンション管理組合に指導や重要事項説明を行う際必須の国家資格になります。マンション管理会社には事務所ごとに一定数の管理業務主任者を置くことが義務付けられています。
③
マンション管理士
マンション管理士はマンション管理組合サイドでアドバイスやサポートを行います。管理規約の見直しやトラブル解決などの、マンションの住民が住みやすいようにサポートすることが役割です。先ほどの管理業務主任者と似ているようですが立場が違います。管理業務主任者はマンション管理会社のスタッフとして役割を果たし、マンション管理士はマンション管理組合サイドで役割を果たしていきます。
④
行政書士
行政書士は、民間と行政をつなぐ役割を行います。大きく分けて3つの仕事があり、
「書類作成」:官公署への書類の提出など
「許認可申請の代理」:書類申請を代行して行う
「相談業務」:生活に関す法律の相談を受けてアドバイスを行う
多種多様な業務があり、専門分野を持つ行政書士さんが多いです。
⑤
社労士
社労士とは、社会保険労務士法に基づいた国家資格を有しているもののことを指します。社労士は人材に関するスペシャリストであり、「労働及び社会保険に関する法令の円滑な実施に寄与するとともに、事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資すること」(社会保険労務士法より)を目的としています。採用から退職後までのサポートを行ったりしております。
⑥
FP(ファイナンシャルプランナー)
「ファイナンシャル・プランニング技能士」という正式名称です。1~3級までの国家資格になります。ファイナンシャルプランナーは、相談者の夢や目標をかなえるために資金計画を立て、経済的な側面から実現に導きます。税金、不動産、住宅ローン、保健、教育資金、年金制度から家計までのがば広い知識が必要になります。
⑦
インテリアコーディネーター
今回紹介する資格の中で唯一の民間資格になります。この資格はインテリア産業協会が主催しており、年に一度一次試験と二次試験が行われます。インテリアコーディネーターとはセンスのいい家具、小物、照明を選び、調和のとれた快適な空間を作り出していきます。
~不動産コンサルティングについて~
一宮不動産では不動産コンサルティングも行っております。
そもそも不動産コンサルティングって何をするのかよくわからない方が多いと思います。
まずはどのようにして「不動産コンサルティング」を名乗りながら行えるようになるのかを解説していきます。
~不動産コンサルティングマイスターになるためには~
不動産業務におけるコンサルティングを行うことは言葉だけでは簡単です。しかし、公正に顧客の利益を優先したコンサルティングを行う保証はありません。
このような事態を避け、なおかつお客様からの信用をいただくための資格が「不動産コンサルティングマスター」という資格になります。
「不動産コンサルティングマイスター」の資格保持者になるためには、①宅建士②不動産鑑定士③一級建築士のいずれかの資格保持者でなければなりません。また、この①②③の資格保持者でなければ「不動産コンサルティング技能試験」への受験資格を得ることができません。合格率は40%前後と言われています。
「不動産コンサルティング技能試験」に合格しても「不動産コンサルティングマイスター」の資格を取得するためには5年の実務経験が必要となります。
「不動産コンサルティングマイスター」を名乗るためには、実務を通した経験が必要となります。このような「不動産コンサルティングマイスター」取得への高いハードルが不動産に対する深い知識と、お客様への信頼を獲得しやすくなります。
~不動産コンサルティングの仕事について~
「不動産コンサルティング」は、
①
提案型
②
実務型
の二種類に大きく分けて分類されます。
①
提案型は、相談などを行った後正式に契約を締結します。契約締結後に企画書を提案し、その時点で報酬が発生するタイプの不動産コンサルティングとなります。
②
実務型は、提案した解決案を実行までサポートします。進捗管理や実務業務なども担当しております。他の資格保持者でしかできない仕事と連携しながら行っていきます。
また不動産コンサルティングというだけあり、顧客の利益を最優先に考え、企画の提案を行います。相談先によっては利害関係が生じてしまいますが、不動産の専門家として顧客への解決策の提示やアドバイスを行います。
~不動産コンサルティングとして依頼できること~
不動産コンサルティングとして依頼できる内容についてまとめていきます。
不動産の「売買」に関することはもちろん、「相続・贈与」、「有効活用」、「経営サポート」を行います。
「売買」や「相続・贈与」の部分に関してはイメージがわくかもしれませんが、「有効活用」、「経営サポート」に関してはよくわからないと思います。
特に不動産コンサルティングとして売りに出しているコンサルティング会社や不動産会社などは不動産コンサルティングを行う依頼内容に専門性の偏りがあります。そのためなじみがないのかもしれません。
「有効活用」とは、現在所有している土地がある方に、事業用貸地や、太陽光発電の設置などの、土地を所有しているだけで終わらせないようにします。
「経営サポート」とはマンションやアパートなどの空室対策や収益改善の検討・提案などを行います。また、管理会社や金融機関の妥当性を検証や見直しを提案することができます。
「不動産コンサルタント」
名前だけ聞くと(胡散臭い)であったり、(いまいち信用できない)などと感じる方がいらっしゃるかもしれません。しかし、本物の不動産コンサルタントは不動産に対しての深く専門的な知識を保持しております。また「不動産コンサルタント」はお客様の利益を最優先としていますので、お客様に向けて中立な提案を出します。この中立の提案ができる「不動産コンサルタント」が優良な不動産コンサルタントといえるでしょう。
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弊社でも不動産コンサルティング業務を行っています。
弊社の不動産コンサルティング業務は
1不動産の調査・交渉
2相続対策アドバイザー
3不動産競売の調査・代行
この三つになります。
一宮町やその周辺地域への移住やセカンドハウス購入を検討されていらっしゃる方はぜひ「不動産コンサルティング」の利用を検討してみてください。
コラムを最後まで読んでいただきありがとうございました。
物件探しの息抜きになることを願い、このコラムを書いております。
良い物件との出会いがあることを願っております。
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